虫(貯穀害虫)の対策方法は弊社では以下のように考えます。
の3点が揃ってはじめて行えていると言えるかもしれません。
『突き止める』が事前調査であり、『除去する』が設備クリーニングと言えるでしょう。
では、『発生させない』は何が最適でしょうか?
『虫どろぼう』は、殺虫剤ではなく防虫剤であり、卵の孵化を抑える働きをします。
何故孵化が抑えられるかというと、成分に樹木ニームの抽出物を使用しており、このニームを虫が毛嫌いすると言われています。毛嫌いするので虫の成長が遅くなり、もちろん卵の孵化も抑えるという訳です。
代表的な貯穀害虫の雌1匹が生涯に産む卵の数はこのようになっています。
画像:農研機構提供
これらが影響無く、全て孵化すると考えるとぞっとしてしまいます。
『突き止め』、『除去』して、可能性がある箇所にこの『虫どろぼう』を設置して『発生させない』ようにすれば、工場内の防虫対策は効果てきめんです。
成分は樹木ニームの抽出物と天然香料(微香性)でできており、穀物にはもちろん、人にも無害です。精米機の下の隙間に設置したり、吊るしても使えますので、昇降機近辺に置いても大丈夫です。
1個の『虫どろぼう』で8坪×高さ3mの屋内空間で約60日間は効果が持続します。
直接米(穀物)に触れないように設置してください。(詳しくは、『● 設置場所が大事です!』をご覧ください)
● ネズミ対策にも!
コクゾウムシなどの虫のほかにも被害をもたらす代表的な動物として『ネズミ』が挙げられます。一度居座ると糞尿をしたり配線をかじってしまうなど、最悪は機械を壊してしまうほどの悪影響を及ぼします。駆除のために殺鼠剤を撒いてしまうと万が一お米に殺鼠剤が入ってしまう恐れがあるため、駆除するには殺さないように逃がすか、吸着シートで逃げられないようにするしか方法はありません。吸着シートも一見便利なもののように思えますが、吸着シートに引き寄せるためにネズミが好むものを準備しなければならず、逆に遠くからネズミを引き込んでしまう恐れもあります。
実は、ネズミも樹木ニームの臭いを嫌います。ネズミの習性として自分の臭いを頼りに同じ道を通って行動します。ニームの臭いはネズミの臭いをかき消してしまう効果があります。そのため自分の臭いを失ったネズミは部屋内を動き回りにくくなってしまい、徐々に居心地が悪くなり離れていきます。
● 防カビ作用にも!
『虫どろぼう』はニームの抽出物によって虫の卵の孵化を抑え、虫を発生させないことが主な用途となります。しかし、実験によってカビの発生にも影響を及ぼすことが分かりました。ここに実験結果の画像があります。
玄米と水とコクゾウムシ100匹を箱に入れて2週間暖房にて温めたものです。その差は一目瞭然で『虫どろぼう』を入れた箱は米の被害が無いだけではなくカビも発生していません。しかも水も腐っていません。箱で囲った実験のため『虫どろぼう』の濃度が通常よりも高いですが、カビ等の腐食に効くことは間違いありません。● 期限が来たら新しいものと交換を!
『虫どろぼう』の交換目安としては約60日間となります。しかし、60日間経過しても殆どの場合『虫どろぼう』の中の液体が残っているため、期限が過ぎてもそのまま使われているお客様も時々見られます。実は中の液体が残っていても60日間が過ぎるとニーム成分の揮発が無くなってしまい効果がありません。必ず新しいものと交換願います。
商品名 | 虫どろぼう |
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対象害虫 | コクヌストモドキ、コクゾウムシ、ノシメマダラメイガなど |
成分 | ニーム抽出物、天然香料(微香性) |
使用目安 | 8坪(16畳)×高さ3mの屋内空間で約60日間 |
内容量 | 60ml(外箱サイズ:縦11cm×横14cm×厚さ2cm) |
価格 | 2,300円(消費税及び送料別途) |