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米穀業界の流れとして、近年は『小ロット多品種』が加速しているのは周知の事実であり、その流れに合わせて工場内の設備を変更していく傾向にあります。

多品種(多アイテム)を作るためには、同一品種の商品では限界があり、様々な品種をブレンドして、食味、品質、コストに合致したアイテムを考えなければなりません。

ブレンドする方法としては、一つのタンクに複数の白米(玄米)を投入してスクリューで混合する方法もありますが、代表的なのは、単一品種が入っている製品(原料)タンクから、ブレンド装置を用いて混合比率に合わせて同時に排出し、タンク下のコンベアで搬送中に混合される方法です。

ブレンド装置も様々なものがありますが、その一つとして株式会社新糧機械商会様の『ワーカーバルブ』があります。この装置は制御盤と連動しており、制御盤にてブレンド比率や、排出能力などを設定することによって、タンクの下に設置したバルブが指示通りに開閉して適切に混合されます。使い勝手が良いということで、たくさんのお客様から支持をいただいておりました。

しかし、製造元である新糧機械商会様が廃業となってしまい、装置の修理が製造元でできなくなってしまいました。繰り返しますが、『小ロット多品種』が生産・流通現場での主流になっている現在、ブレンド装置が商品アイテム製造の要となっているのは間違いありません。その装置が修理できないということは、精米工場の死活問題となってしまうといっても過言ではないでしょう。

こういった問題を解決すべく、弊社は昨年よりワーカーバルブの修理を行える体制を築き、何十件もの修理を行ってきました。修理をさせていただいたお客様からもお蔭さまで高い評価をいただいております。

電話やメールにてお問い合わせいただくか、 現物を送付いただくことによって、故障箇所を判断し 補修費用を回答させていただきます。

交換部品が必要になれば、 別途納期と費用が掛かりますが、 通常の補修であれば約2週間程度で可能です。

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ワーカーバルブ修理風景

バルブの開閉がうまく作動しにくいといったような故障内容が多いのですが、写真のようにブレードを外して動作確認をしながら補修を行います。

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